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なんじゃ、この地蔵は!!

中村 大志・三田村文子

○悠久の恩人、小栗美作
 小栗美作は、中江用水を作るのにがんばった人でした。だけど、ある日、おしろの殿様を決めるときに、けんかして責任をとらされて、切腹をしました。
 切腹させられた小栗美作については、いろいろなことが残っていません。

○なんなんだ?!このちょんまげは?
 つかのみやの入り口にお地蔵さんがあります。このお地蔵さんには、なんと、ちょんまげがありました。なぜ、ちょんまげがあるかというと、小栗美作さんの恩を感じてつくられたお地蔵さんだからです。
 おしろの殿様を決めるときに、責任をとらされた小栗美作さんのことをほめるとまずいので、わからないようにお地蔵さんにしたといわれています。
 だから、ちょんまげも、前から見たときにはちょっと見えないようになっています。

○昔の用水のあと
 昔の用水のあとは、つかのみやの入り口の横の岩の横の池みたいなところです。
 昔は、つかのみやのお寺のところを通っていたそうです。なので、小栗美作の地蔵がおいてあるのではないかといわれています。用水のあとは、草がたくさんはえていて、ちょっとくぼんでいる感じでした。

○見学の感想
 小栗美作さんは、責任をとらされてせっぷくをさせられたので、かわいそうだと思いました。
 つかのみやの入り口の横に、昔流れていた中江用水があるとは知りませんでした。小栗美作のお地蔵さんのちょんまげがよく見えなかったので、見るのに後ろにまわって見て、苦労しました。(ふみこ)
 ぼくは、つかのみやにあんなお地蔵さんがあるなんて知りませんでした。また、おじぞうさんが「お地蔵さん」とかくことも知りませんでした。つかのみやの入り口のところに、池みたいな水がたまっていました。ぼくは魚釣りをしたいなぁと思いました。うそです。(たいし)